緩急つけたドリブルで左サイドを切り裂く。常にボールを体の前に置いて、基本的にまっすぐ進むことを前提としているため、スピードを殺さずに済むのが特徴。体の正面からボールが離れないので、斜めにカットインする際にも、ボールを手で持って走るようなドリブルになるのだ。急なギアチェンジに敵DFは為す術もない。
サイドでの突破シーンのために、ついスピードが目立ってしまいがちだが、相手を翻弄するフェイントやキレのある反転も披露する。また、若さに見合わない冷静なフィニッシュは一級品だ。
名門クラブ史において、10代の選手に支払われた移籍金としては最高額で移籍を決めた選手。デビュー戦でゴールを決めると、たちまちレギュラーの座を奪い取った。